目次4-2 1)開講にあたって
松塾開講の趣旨について、以下Q&Aのスタイルでお答えします。
Q1: なぜ今、「ヘッドハンター塾」なのか。
A: 企業にとっても、一人のビジネスマンにとっても、ヘッドハンターが必要な時代が到来した。ヘッドハンターの重要性が以前よりも高まっている。そのわりに、ヘッドハンティング業界のレベルは、残念ながら低い。仕事の質もそうであるが、ヘッドハンター一人当たりの売り上げが、総じて低いのだ。実際、ヘッドハンティング業界を見渡し、大手のヘッドハンティング会社に勤める現役のヘッドハンターの中から、売り上げの高い人をリストアップすると、その多くが皮肉なことに、外国人ヘッドハンターである。この状態は、なんとも情けない限りであり、日本人ヘッドハンターは、もっと売り上げにこだわる必要がある。いうまでもなく、売り上げが高いだけでサービスが悪いというのであれば話にならないが、コンスタントに売り上げの高いヘッドハンターは、企業とビジネスマンのニーズをしっかりと満たしている。私は、もっと売り上げを上げれるヘッドハンターを育てたいと思って、松塾を始めたいと思った。
Q2: 結果として競合する会社のヘッドハンターを指導した結果、力のあるヘッドハンターを世に増やすことにならないか。これはヘッドハンター小松俊明の働く会社や小松自身にとっても、ビジネス上のマイナスにならないのか。
A:力のあるヘッドハンターが世の中に増えることは、ヘッドハンターという職業の活性化につながる。少なくても現状は、残念ながら、まだ力のあるヘッドハンターが少ない。始めたはいいが、短い期間でヘッドハンターを辞める人もあとをたたない。それはヘッドハンターという仕事のやりがいを発見できる前に、多くの人がギブアップしているということ。ビジネスチャンスとしては、いまだに需要のほうが供給よりも多い。競争状況は厳しいものの、高いレベルでは、まだまだ一部のヘッドハンターが独占的に仕事をしている。残念ながら外国人ヘッドハンターにほぼ独占されている世界もある。平均的な売り上げを上げることは、ヘッドハンターなら誰でもできるが、松塾が目指すのは、突出した売り上げを上げること。そしてその過程で、高いレベルの仕事を実現することである。
Q3: なぜボランティアでこのような塾をヘッドハンター小松俊明はやろうというのか。小松自身にとって、何かメリットはあるのか。
A:人材ビジネスというのは、人の人生と関わる以上、色々なケースがあり、学ぶことは数限りなくある。向上心の高いヘッドハンターたちと仲間として継続的に技術を磨いていくことは、ヘッドハンター小松俊明自身にとっても貴重な学びの機会になる。小松の経験やノウハウを伝えることもあるが、逆に小松が学ぶこともはかりしれない。松塾は塾生のために存在するだけでなく、当然ながら塾長の小松も、この場から多くの学びを得るつもり。よって、お互いに助け合いの精神が大切になる。そうした健全な動機を持つ人のみに参加してほしい。それがゆえに、無料の塾なのである。
