目次3-3 2)アソシエイト
ヘッドハンターの中でもシニアコンサルタントになると、必ずしも一人で仕事をするのではなく、アソシエイトという役割を果たしてくれるスタッフとペアになって仕事をすることが多くあります。アソシエイトをもてるコンサルタントには2つのパターンがあります。
◇マネジメント業務で多忙である場合の補佐
◇営業成績がトップクラスのコンサルタントを補佐
アソシエイトの主な仕事は、ヘッドハンティング業務そのものに深くかかわります。主にビジネスパーソンの発掘、つまりリサーチ&ソーシングと言われる業務になります。具体的には、コンサルタントとの打ち合わせに基づき、採用企業が求める候補者を色々な方法で探し出す業務に特化します。
データベースを検索して、可能性のある候補者をリストアップするのが、まずは基本です。 しかしそれには限界がありますから、その他の外部で契約しているデータベースも活用してもらいます。リサーチャーにヘッドハントする対象となる人材をリストアップしてもらい、そうした人物に主にメールで、 ファーストアプローチをします。そして興味を持ってくれた方の中で、可能性がありそうな方とのファーストミーティング を、コンサルタントのためにセットアップします。
ここまでが重要な役割で、これ以外にも、その後のフォローアップ、そして採用企業との調整なども行うことになります。面接のセットアップ、面接後の候補者へのフォローアップなども、アソシエイトの重要な業務です。以上、コンサルタントとアソシエイトがどのように業務分担するかを説明してみました。
仕事の性格からいって、コンサルタントは営業職、アソシエイトはサポート職です。コンサルタントは売り上げに責任を持って仕事をしますが、アソシエイトは持ちません。また採用企業や管理職のような方々との交渉の矢面に立つことはあまり好まれないというような方の場合は、コンサルタントではなくアソシエイトが適任でしょう。
ヘッドハンティング業界の出身でなくてもかまいません。一般に、女性が得意な仕事のようにも見えますが、もちろん男性にも適しています。アソシエイトの仕事は、リサーチが得意であることはプラスです。地味な仕事の繰り返しでもありますので、性格的には、我慢強いタイプ、そして自分から仕事を見つけていくようなタイプの人が適任です。負けん気が強いタイプの人も適性があるのではないでしょうか。
コンサルタントとの相性も、とても大切な要素です。私は個人的には、年齢にかかわらず、精神的に成熟している方との相性がいいと思います。謙虚で前向きな方、明るくさわやかなタイプの方が歓迎されます。
もともと残業はあまり多くない仕事ですが、この仕事はこだわりを持てばいくらでも時間をかけることができる仕事です。身近にいるコンサルタントがとてもストレスとプレッシャーを抱えて仕事をしていますので、アソシエイトは、コンサルタントをサポートしていく姿勢、そして一体感を感じてくれることが、成功の秘訣です。このように書くと、ますます女性的な資質が必要なように 聞こえますが、これは個人差がありますので、そうした適性に性別はあまり関係ありません。
尚、英語力は大きなプラスです。流暢である必要はありませんが、読み書きがしっかり英語でできること、あとは簡単な英会話力で大丈夫です。また予算の関係上、このポジションは若手の方に向いているお仕事でもあると思います。
以上、コンサルタントと一緒に働くアソシエイトについて紹介しました。弁護士がコンサルタントであるとせうれば、アソシエイトはパラリーガルのような仕事です。医者と看護士の関係といってもいいかもしれません。アソシエイトは、とてもやりがいのある仕事であると思います。
