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目次3-3 1)コンサルタント

ヘッドハンターといっても、会社の方針によって、大きく分けて2つのタイプがあります。

多くの人材紹介会社が導入しているのは、採用企業を担当する営業職、候補者を担当するキャリアアドバイザー職というように、採用業務を分業しています。これは、作業効率の向上を目指したビジネスモデルです。このようなシステムを導入している会社の代表格が業界最大手のR社ですが、この会社の場合、ヘッドハンターといわれる人の多くは、キャリアアドバイザーという仕事をしています。(キャリアアドバイザーという仕事の特性は、また別途紹介します。)

大量の求人を取り扱い、大量の転職希望者と会う、そうしたサービスを実現するには、以上で書いたような分業による効率的な作業を行うことが必要であるのでしょう。特に、比較的若い方の採用の場合は、採用企業もあまり人材に求める要件を厳しくしませんし、該当する人材も世の中に多数いることもあり、このような効率を重視した業務フローをつくることが、成功する人材紹介会社のビジネスモデルなのです。

次に、外資系などに多く見られるヘッドハンターのタイプは、コンサルタントと呼ばれています。コンサルタントは、ヘッドハンティング業務全般に責任を持ち、ヘッドハントする対象となるビジネスパーソン、そして採用企業の両方と折衝を繰り返し、最終的に話がまとまるまでの一連のプロセスを担当します。

外資系の場合、即戦力を採用することが大前提であるため、採用企業の求める要件が厳しくなりがちです。若い人であっても、特殊なスキルや経験を持ったスペシャリストが求められます。一方、このタイプのヘッドハンターは、管理職クラスの採用を担当することが多いために、すべてのプロセスを一人で管理する形のほうが、より高度なサービスを提供できることになります。

基本的に、どちらのタイプであっても、ヘッドハンターの仕事は営業職です。カウンセラーでも、セラピストでもありません。コーチでもないし、アドバイザーでもないのです。このあたりの詳細は、またの機会に別途、お話をしたいと思います。

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