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「デキる上司は休暇が長い」
小松俊明 著 (あさ出版)

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キャリアデザイン編:2004年02月18日(水)ビジネス人の先入観

ヘッドハンティングの現場では、壮絶な営業活動が繰り広げられている。
■ヘッドハンティング会社のデータベースに登録されると、複数のヘッドハンターから繰り返しヘッドハントされるようになる。
■ヘッドハンターは、個人的に顧客リストやビジネス人情報を保有し、それを自由に持ち運ぶ傾向がある。
■ヘッドハンターには、複数のお得意客がいる。それは企業の経営者であり、転職志向のあるビジネス人である。

ヘッドハンターは営業マンであるといったはずだ。上のことは営業マンに置き換えてみれば、 当然おきえることであることを理解いただけるだろう。

◇ヘッドハンターは信用できない
 A)転職するよう押し付ける >> 売り上げを上げたい一心のため  
 B)人を物のように扱う >> 転職が商品だから
 C)自分がユーザーではない >> 自分が転職するのではない

人を信用するにはリスクがある。これは相手がヘッドハンターでなくても同じである。まして営業マンと付き合うときには、 しっかりと自分のニーズを見つめる必要がある。

相手から何かを買う際には、自分の鑑定眼が大切であることに疑いの余地はないのだ。 ただどうしても期限付きで転職しなければならない状況になった経験を持つ人は多いだろう。そのような危機的な状況の際に、 親身に相談にのってくれるどころか、自分の弱みに付け込まれた経験を持つ人は、総じてヘッドハンターを信用しない傾向が強いのだ。

人の弱みに付け込むような商売はほかにもある。弁護士、医者などはその代表格である。よって信用される弁護士や医者もいる反面、 その逆も実に多い。またこれらの職業は、比較的高収入であることも、反感を買う対象になりやすい原因である。

実はヘッドハンターの仕事もそれに似ている。ベテランのヘッドハンターの収入は実に高い。本来、 転職が不要な人にとってヘッドハンターはまったく不要な存在であった。健康な人会社を必要としないのと同じである。 裁判に巻き込まれなければ、弁護士とも一生縁を持たずにすむ。

しかし世の中はすっかり変わってしまった。景気が悪化し、雇用形態も変わっている。給料が黙っていても上がる時代は既に昔話である。 リストラはひとごとではない。このような時代に、ヘッドハンターとの付き合い方を知っておいて、損することはない。

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