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心動かす交渉術
小松俊明 著
(ナナブックス)

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仕事内容について:2005年02月06日(日)Wellness Managementの仕事をしたい 

質問内容
はじめまして。小松様のHPのようなサイトを発見し、大変心強く感じたのと同時に感心いたしました。 このような無料キャリア相談室は悩める会社員にどんなに心強いかしれません。

さて、私は某アルミメーカーに新卒で一般職就職し、2年が経過しつつありますが、将来何をやりたいのか、そのために今何が必要なのか、 就職活動の時から最近まで、あまり見えてなかったという、ありがちな人です。しかし、 スポーツクラブといった身近なシーンから世の中を生き生きさせる事業があるのだ、と発見し、ぜひ携わりたいと考えました。

現在勤めております製造業(非鉄)分野でも、社会に対する貢献度の大きさややりがいを感じることが多々ございましたが、 スポーツが大好きであること、高齢社会に向けて、生きがいの重要性を感じていること、そして、経営的な側面から、 フィットネスビジネスに携わり、いずれ海外まで視野にいれていきたいことなど、スポーツクラブへの夢は膨らみます。 よりやりたい事を発見したという思いでいます。

しかしフィットネスビジネスに実際に携わる前に、夢の1つである海外留学をしたいとも考えています。つまり、 28歳くらいまでに今の会社で留学資金を貯め、29歳あるいは30歳でフィットネスビジネスを学ぶため、アメリカに留学し、 帰国後日本のスポーツクラブに再就職したいと考えています。 

このような考えについて、ます小松様の考えられるWellness Managementの展望について教えていただきたいのと同時に、 私の考えるキャリアプランについて、ご意見をいただきたく、お願い申し上げます。


回答

はじめまして。小松俊明です。HPに訪問くださり、ありがとうございます。これからもどうぞお気軽にご訪問ください。 またオフ会もよくやってますから、興味があれば、ぜひのぞいてください。

さてお問い合わせの件、僕なりの考えをお話したいと思います。参考にされてみてください。

メーカーの一般職に就職されて2年がたったとのことですから、メーカーの一般職の毎日の仕事がどういうものか、 学生時代と社会人生活の違いなど、現実の社会をご経験された上でのご相談であるのでしょう。

ご自身の関心があることをみつけたことはとてもいいことであると思います。一方、現実とのギャップを埋めていくことに、 海外留学を検討されていることも、ひとつの方法でしょう。

ひとつ大切なことは、28歳までに留学資金をためること以外にも、ウェルネスマネジメントに関して勉強を続けることであると思います。 たとえば、フィットネスクラブで働いてみるとか、日本にいながら各種講座を受講するとか。海外留学には多額の資金と時間が必要となります。 その間、日本を離れるため、転職という観点から見ると帰国後、不利なこともあります。 海外で学んだことが必ずしもハクをつけることにはならないからです。一方、ウェルネスマネジメントの世界が、 日本より海外のほうが進んでいる事実もあるでしょう。日本で今から3,4年勉強した後に、さらにレベルアップしたいと考える結果、 それが日本では実現できないとなった上で、はじめて海外留学も検討してみるという発想がいいのではないかと思います。とりあえず、 MBAを取得して帰国後、就職に有利に働かず、落胆したという人の話はたくさんあります。今から勉強を日本でしていった結果、 もしかしたら留学の必要性を感じないこともあるかもしれません。

xxさんには、自分が興味を持てることを見つけて、それに向けて勉強してみたいという強い意志を感じます。その方向性を今から、 実際にはじめてみることが大切だと思うのです。

海外留学は資金的な制約のために、自分が十分満足できるまで海外に滞在することができないという現実もあります。また、 海外で日本人が就職することは非常に難しく現実的ではありません。海外で勉強した内容が本当に生かせるかどうかは、 ご自身の英語力にもかかっています。意外に、海外留学という選択肢は、社会人になってからの行動としては、厳しい現実があります。

日本にどの程度ウェルネス関連の就職先があるのか、このあたりのリサーチも今のうちからされるといいと思います。たとえば、30歳の女性で、 ウェルネス関連の仕事の経験がゼロ、ただし、2年ほど海外でウェルネスの勉強をしてきたと履歴書に書いてある方、この人物に、 どのような職種の就職先があるのか、またどのくらいのお給料なのか、その上で、将来はどのような仕事をしていけるのか、このあたりは、 実際ウェルネス関連の会社で働いている方を見つけて、具体的に相談されてみることが必要だと思います。ひとりではなく、出来れば3, 4人にはお話を聞いてみることをおすすめします。

自分のやりたいことにチャレンジしてみることには賛成ですが、ぜひとも、留学等を試みる前に、 働いている方々の現場の意見をたくさんヒアリングしてみてください。

xxさんがいつの日か、夢を実現されることを心より祈っています。まだお若くていらっしゃるので、いろいろとチャレンジしてみてください。 可能性はたくさんあると思います。

小松俊明

 

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